Tetherの米国回帰が本格化、ステーブルコイン大手は金融システムの中核になるのか

Tetherの米国回帰が本格化、ステーブルコイン大手は金融システムの中核になるのか

Last Updated on 2026年3月17日 by oba3

Tetherは単なるステーブルコイン発行企業ではなくなりつつある。米国事業の拡大、政治ロビーの強化、巨額の米国債保有を背景に、金融市場への影響力を急速に拡大している。

目次

Tetherはなぜ影響力を強めているのか

TetherはUSDTの発行を通じて世界の暗号資産市場にドル流動性を供給している。

さらに同社は

・巨額の米国債保有
・ステーブルコイン決済ネットワーク
・政治ロビー活動

などを通じて、暗号資産市場の外側でも存在感を高めている。

ステーブルコイン発行体から金融主体へ

従来、銀行は

・預金
・決済
・国債市場

を結ぶ金融インフラの中心だった。

Tetherは銀行ではないが、ステーブルコインを通じてドル需要を吸収し、その資金を米国債で運用することで金融市場に深く接続している。

つまりTetherは、銀行外で機能する新しいドル金融主体に近づいている。

デジタルドル競争の中心プレイヤー

今後の争点はステーブルコインの時価総額ではない。

重要なのは

・誰がデジタルドルを発行するか
・誰が流通ネットワークを握るか

という金融インフラの競争だ。

Tetherの影響力拡大は、暗号資産市場だけでなくドル金融システムの構造変化を示している可能性がある。

暗号資産市場の構造

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